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日本メーカーが韓国サムスン・LGに負けた理由

      2018/01/24

10年くらい前からだと思うが、世界の電機業界では韓国がシェアを広げトップに、ここ数年では中国や台湾企業も一部の分野でトップに君臨した。それに対して日本製の家電製品は世界ではほとんど売れていないのが現状だ。少し前までは品質・性能といえば日本製と一目置かれていたのに・・・。

何故このような現象が起きているか分かりますか?
これまでの日本製品は他国製品と比べ品質と性能が優れていた為売れていたわけです。しかし、現在ではほとんど差が無くなってしまったわけです。差が無いということはあえて日本製を選ぶ必要はないわけです。

「品質・性能に差が無いならシェアも他国と半々ぐらいになるのでは?」と思うことでしょう。しかし、現実は厳しく日本製品のシェアはほとんどありません。こういった状態になったのは日本企業に「売る技術」が無いからなんです。

「売る技術」が有る例として米アップルのiPhoneを考えてみます。今では過去の功績で売り上げているような感じですが、ジョブズが健在だった頃の新製品の発表はサプライズに富んでいました。「これは革命的な商品だ」と思わせてくれたんですよね。とにかくジョブズはユーザーがそういった感情になるように仕向けるのが上手かったと記憶しています。

また、最近だとサムスンのGalaxy Note Edge のCMが印象的でした。曲面ディスプレイを採用した独自性の高いデザイン、世界を牽引していることをアピールしている点など期待させてくれるCMです。曲面ディスプレイが実用的かは別として普段目にすることの無いものを見れば「どんな操作感なんだろう?」と普通は興味を持つわけです。興味を持たなければ何も始らないわけですから、例え話題性の為だけであっても曲面ディスプレイを採用したのは良い試みなんですよね。

こういった独自の売りをマーケティング用語でUSPというのですが両者はそれを打ち出すのが上手いと思いました。過去のGalaxyはiPhoneパクリと言われ独自性なんて皆無だと思われるかも知れませんが、iPhoneのようなデザインで最高レベルのスペックであり価格が安ければ十分USPになりうるわけです。

いくら日本の製品に優れた機能・性能が備わっていたとしても製品の良さを適切にアピールできなければ、その良さは無いのと同じです。日本の企業に今必要なのは製品を作る技術ではなく製品を売る技術なんです。売る技術を身につけるならこちらの記事で紹介している書籍「ウェブ・セールスコピーの法則」がオススメです。

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