味に自信があるけど売れない人必見!飲食店が初回の飲食代無料にすべき理由
2018/01/24
タイトルにあるとおり、何故ほぼ全ての飲食店が「初回の飲食代無料」サービスを実施しないのか不思議で仕方がない。おそらく大規模なチェーン店でもない限りマーケティングに精通している人が関わる機会が無いのが原因なのだろう。
「一品無料」とか「ドリンク無料」といったレベルはよく見かける光景だが、そんな中途半端なものではなく「初回の飲食代に限りいくら食べても無料」ぐらいのことをやったほうが良い。
何故、初回飲食代を無料にすべきなのか?
飲食店が初回飲食代を無料にすべき理由は言うまでもないが集客とリピーターの獲得が目的だ。しかし、初回無料サービスは他の業界でもよく見かける為珍しいものではない。私が最近よく利用しているダイレクト出版も無料サービスや大幅値引きを実施している。
私が「飲食店」と名指ししたのには理由がある。飲食店には他の業種・業界には無い大きなアドバンテージがあるからだ。
そのアドバンテージとはリピートする頻度の多さだ。職場・自宅から徒歩十数分圏内であれば毎日のように同じ店に通う人も少なくないだろう。つまり最初に完全無料でお店の魅力を知ってもらいさえすればあっという間に元は取れてしまうはずだ。食欲というのは人間の本能的な欲求であるから、他と比べ、より確実に利益につなげることが可能だ。
飲食代無料は何よりも優れた宣伝になる。食べた本人がリピーターになる可能性が高いことは勿論だが、口コミによる拡散も期待できる。これはチラシを配り歩くよりも圧倒的に信憑性があることは間違いない。効果が出るか分からないチラシを配り歩くよりも実際に食べてもらうべきだ。初回コストは多少かかっても大した問題ではない。飲食店はリピーター獲得が何よりも大事だからだ。
最初の一食を無料にするだけで以後毎日のように利用してくれる可能性があると考えるとワクワクしてこないだろうか?
初回無料よりも大切なこと
重要なことを一つ言っておかなければならない。それは味やサービスに自信がある場合だけに限定される手法だということ。中途半端なものを提供すれば逆に客足が遠のき寿命を縮めるだけだ。集客するよりも第一に味やサービスを自信が持てるものに仕上げなければならない。これは飲食店に限らず全ての事柄に共通する。中途半端なものを大勢に披露すればそれだけ大きな恥をかくだけだ。
なお、こういった「ものを売るテクニック」を学びたければマーケティングやセールスについて書かれた書籍が参考にすると良い。オススメは記事中でかるく紹介したダイレクト出版の「ウェブセールスセールスライティング習得ハンドブック」と「現代広告の心理技術101」がオススメだ。
商品を売るための文章術を身につけたければまず「ウェブセールスセールスライティング習得ハンドブック」で基礎を固め、その後に「現代広告の心理技術101」でテクニックを拡張していくのが良いだろう。