雑記ブログの一部の記事がGoogle健康アップデートで圏外に。ブログ全体に影響するのか？
2016年末に起きた『Welq騒動』以降、医療・健康系といったサイトには『権威性』が求められるようになりました。つまり、『プロを優遇され素人は不遇にされる』ようになったのです（プロが素人扱いされるという新たな問題もあるんですが…）。
気になるのは雑記ブログ。雑記ブログは色々なジャンルを扱っているブログです。その中に医療系・健康系の記事があって圏外に飛んだ場合はどうなるのでしょうか？
雑記ブログの一部の記事が圏外に飛んだら、ブログ全体に影響するのか？
私も雑記ブログを運営していますが『ブログ全体に影響するという実感』がありました。
全体的にアクセス下降気味、新規記事も上位表示が困難に
もちろん一部にノーダメージの記事もあったりもするんですが、医療・健康系以外の記事も全体的にアクセスが下降気味なんですよね。そして、新しく記事を投稿しても今までの様に上位表示が難しくなった気がします（もちろん医療・健康系以外の記事です）。
ドメインパワーに影響があったと思われる
ドメインパワーという言葉がありますよね。良質な記事を投稿し続ければサイト全体のパワーが上がって記事を上位表示しやすくなるというやつです。
一般的にドメインパワーが影響するのは同一ジャンルの内容に限定されると言われています。ですから、例えばエンタメ系に強いサイトが美容系の記事を投稿してもその記事は上がらないということです。
「だったらなぜ、私が運営している雑記ブログは全体に影響したのか？」という事になりますが、これは今回の医療・健康アップデートが記事単位ではなくサイト単位で評価を見直しているからなのではないかと推測できます。つまり、素人が医療・健康系記事を扱ってるなら『そのサイト自体も信頼できない』ということです。
まとめ
というわけでまとめます。
- 医療・健康アップデートで雑記ブログの一部の記事が圏外に飛べば、サイト全体に影響する可能性がある
- 本来ドメインパワーは同一のジャンルに限り影響するが、医療・健康アップデートはサイト単位で影響した可能性がある
という感じですね。
アップデート後、医療・健康系の検索上位は企業サイトが独占するようになりました。しかも記事のクオリティーは考慮されていないんですよね。とりあえず「個人より企業の方が信用できるでしょ」という感じで順位が決まっているんですよね。
なので、個人が検索上位を取るのは絶望的です。
ただ、医療・健康系記事でも被害を免れたものも極一部あるので、それを掘り下げていけば勝機があるかも知れません。