終身雇用崩壊の現在、副業禁止は時代にそぐわないのでは?
2018/01/24
現在、企業や政府による『副業促進』の動きが高まっているようです。これに関して73%が賛成、27%が反対という調査結果も発表されています。
一方で、「本業に支障が出る恐れがある」という理由から副業が禁止されている企業は多いです(おそらく大半が禁止されているはずです)。急な残業が入った場合に「バイトが有るので残業できません」という事態になってしまうのは企業にとって大きなリスクですからね。
企業側にはこういったリスクはあるものの副業を認める方向にシフトしていかなくてはならないと思うんですよね。なぜなら、実質、終身雇用制度は崩壊しているからです。
この記事の目次
結局のところ自分の身は自分で守るしかない
これまでの日本社会の様に「一つの会社で一生働く」なんてことは非現実的です。本人にその意思があっても、リストラに遭う可能性、会社が倒産する可能性があり、意に反して退職せざるを得ない状況に陥る可能性は十分考えられるのです。
「安定している」と言われていたシャープ、東芝、ソニーといった大企業ですら大量のリストラを行い、更には海外企業に買収されるほど落ち込んでいます。
また、三菱自動車やエアバックシェア世界2位のタカタは、不正や不誠実な対応によって倒産の危機に立たされているわけです。
名立たる大企業が窮地に追い込まれている状況で、本業一本で生活していくのは相当なリスクです。
企業はあなたの生活・生涯を保証してくれません。自分の身は自分で守るしかないんです。
とはいえ社則は守らなくてはいけない
自分自身の将来を考えれば、本業以外で稼ぐ方法を今の内から模索する必要があります(既に生涯不自由なく生活できる貯金があるなら別ですが)。
しかし何事にもルールはあります。社則で禁止されていれば副業は出来ません。ルールを破れば企業とあなた双方にリスクがあります。
では、どうすれば良いのか?
3つの選択肢があります。
- 副業可能な企業に転職する
- 今いる企業で副業が可能になるよう抗議・相談する
- 趣味の範囲でやって将来に備える
1の選択は有効なようで一番リスクが高いと思います。30歳過ぎれば転職のハードル自体が高いですし、転職出来ても想像以上に激務で副業する暇が無い可能性もあります。
2の選択はリスクは少ないですが経営者のポリシーに大きく左右されます。相手によっては永遠に許可されることは無いでしょう。
3の選択は最初は利益にならないが一番現実的だと思います。
副業ではなく趣味から始めて将来に備える
趣味で収入を得る方法は多くはありませんがいくつか選択肢はあります。
1. 株、FXなどの投資を行う
頭の切れる人なら株やFXで資産を増やす選択があります。
儲かるか儲からないかには運もある程度影響してきますが、それ以上にテクニック・ノウハウが重要です。
いきなり大金を投資すればそれこそ運任せになってしまうので、最初は少額で始めて、地道にテクニックやノウハウを身に付けていきましょう。
2. 創作物をオークションなどに出品する
もし、あなたにクリエイティブな才能があるなら、趣味で作った作品をオークションに出品するという選択もあります。
ニコニコ動画の「クリエイター奨励プログラム」を利用するのも良いかも知れません。本格的にニコ動で活動していて、それなりの人気がある人ならやらない手はありません。
3. アフィリエイトで稼ぐ
これは私の一押しです。
アフィリエイトは多くの人がリスク無く始められ、大きな収入をもたらす可能性を秘めています。
一口にアフィリエイトと言っても内容は様々で、
- ブログで商品レビューを書く
- お役立ち記事で集客し広告収入を得る
- メルマガを配信しおすすめの商品を紹介
といったバリエーションが存在します。
もちろんアイデア次第では無数のバリエーションが生まれます。あくまでアフィリエイトは商品を紹介して仲介料をもらう仕組みなので、具体的なプランはあなた自身が自由に決めることが出来ます。
最近だとツイッターを利用したアフィリエイトもありますよね。もはやツイッターは国民的ツールになっていますから、特別な知識が無くても誰もが簡単に始められます。
ただ、より大きな成果を上げ、将来の収入の柱にしたいのであれば、それなりの学習をしてテクニックを身に付ける必要があります。
アフィリエイトで稼ぐ為に役立つ記事をいくつか紹介します。是非参考にしてみてくださいね。
- ブログアフィリエイト月収100倍に!初心者が効率よく稼ぐ方法&最初に読みたいオススメ教材5選+α
- 初心者必見!アフィリエイトで良く売れる商品の12の条件
- 顧客心理を知ることはアフィリエイト成功の秘訣!広告界の天才が手がけた書籍『現代広告の心理技術101』
おわりに
いずれにせよ大事なことは「自分の人生は自分で選択する事」です。後悔するもしないも自分次第。他人に自分の人生を委ねてはいけません。
想像してみてください。
あなたは10年、20年後に今の会社にいますか?その会社は今と同じように経営出来ていますか?