あえてアドセンス広告を掲載しないことで収益を高めるアフィリエイトテクニック
2018/01/24
一般的にアフィリエイトといえばGoogleアドセンスを利用している方が多いかと思います。なんと言っても広告を貼ってしまえばあとは好きなように記事を書けばいいだけですからね。私ももちろん活用しています。
さて、Googleアドセンスといえば一般的に広告は3つまで設置可能と規約で定められています。それ以上貼れる場合もありますが規約には違反することになるのでアカウント停止の恐れもあるので気をつけましょう。また一定以上の成果を上げたユーザーは3つ以上貼れる特例が適用されます。
つまり、Google的には上限一杯広告を設置することを推奨しているわけです。多く貼ったほうが人の目に付きますからね。クリック率も当然高まります。しかし、アドセンス広告を貼らないほうが収益が高まるケースが存在することをご存知でしょうか?
商品・サービスを紹介する時はアドセンス広告は掲載しないほうが良い
普段は特別意識する必要はありませんが、あなたが商品・サービスなどの紹介・レビュー記事を書く場合はアドセンス広告を削除にしたほうが良いかも知れません(「かも知れない」と書いたのは理由があります。後述します)。実際、私のブログも一部のページではアドセンスを削除しています。
商品やサービスを紹介する場合、アドセンス以外のASPと提携することになりますが、その商品・サービスの広告がアドセンスにも出稿されていたら、アドセンスと他のASPの広告がページ内で競合することになります。
ページ内で広告が競合すると何が問題なのか分かりますか?それはアドセンスはクリック課金型広告であり成功報酬型広告の他ASPよりも単価がかなり低いということが挙げられます。
例えば、そのページの成功報酬型広告のコンバージョン率が20%だとします。20%ということは5回クリックしたら1人は購入するということを意味します。そして1商品売れたら1,000円の報酬があるとしましょう。50回クリックされれば10,000円が見込めます。これがクリック課金型広告であるアドセンスの場合、1クリック30円だとすると50回クリックされても1,500円程度の報酬にしかなりません。
両者のクリック単価を比較すると成功報酬型広告が200円、クリック課金型広告であるアドセンスは30円ということになり、6.7倍(※)も収益に差が出てくるわけです。これが商品・サービス紹介記事にアドセンスを掲載しないほうが良い理由です。
※あくまでクリック全てがアドセンス広告に集中した場合
しかし、例外もあります。それはコンバージョンに結びつかない場合です。商品紹介ページを作ったもののアクセスだけは伸びるがコンバージョンがどうやっても伸びないケースも出てくるでしょう。そんなときはアドセンス広告を掲載し少しでも収益を高めるべきです。
まとめ
要点をまとめると、
- 大きなコンバージョンが見込めるページにはアドセンス広告は貼らない(アドセンス広告から商品購入があっても一銭にもならない)
- 商品紹介ページでもコンバージョンが見込めない場合はアドセンス広告を貼って少しでも収益を高めるようにする
といった感じです。
この見極めが出来るか出来ないかで収益に大きく違いが出てきます。場合によっては10倍以上変わるなんて事も珍しくありません。色々模索して最適化しましょう。