「小さなこだわりが大きな結果を生む」という事を自覚することが成功への近道になる理由
2018/01/24
「そんな細かい事にこだわって意味あるの?」
こんな風に考えた事は誰もが一度はあると思います。もちろん私もそうです。
これはアフィリエイトやWeb制作に限った話ではありません。全てのモノに当てはまる事です。
当たり前すぎて普段はなんとも思わない「こだわり」
日本におけるあらゆる商品やサービスには「こだわり」があります。
例えば、机、テーブル、テレビ、パソコン、スマートフォンなど、どれも角が丸く面取られていることが分かります(角張ったモニターでも僅かに角が丸くなっていますよね)。
これは「ケガをしないように」と考えられた「こだわり」です。今ではこの「こだわり」はやって当たり前の「常識」になったので誰も「こだわっているなぁ」とは思わないと思います。でも、この「こだわり」のおかげで商品の品質は確実にワンランク上がっているんですよね。
これはサービス業でも同じことで、立ち振る舞いにちょっとしたこだわりがあるだけで、相手に与える印象は大きく変わりますよね。例えば、背筋がピンと伸びていればキビキビとした印象が感じられますし、逆に猫背だとやる気が無さそうな印象になってしまいます。
一見すると意味が無いようでも実際は意味があるというのが「こだわり」なんです。
スーパーマリオブラザーズが流行ったのも「こだわり」があったからこそ
30年以上前に発売されたテレビゲームの代名詞とも言える作品「スーパーマリオブラザーズ」。国内で約681万本、世界では約4024万本という桁違いの販売本数を記録したモンスタータイトルです。
「スーパーマリオブラザーズ」の発売前にも後にも類似するアクションゲームは無数にあったわけですが、これほど売れたのはこの作品ぐらいでしょう。
では一体なぜここまで売れたのか?
それはやはり「こだわり」があったからこそだと思うんですよね。
「スーパーマリオブラザーズ」のゲーム性は非常にシンプルで、走って、ジャンプして、ゴールに向かうだけです。同じことをやってるゲームは無数にありますが、「スーパーマリオブラザーズ」は抜群に操作性が良ったんですよね。
他のゲームだと、走るスピードが遅かったり、ジャンプの距離が短かったりして「操作していて気持ち良く無かった」んです。また、多くのゲームが画面がコマ送りだったり、キャラクターがチカチガ消えたりして、これがまた結構なストレスだったわけですが、「スーパーマリオブラザーズ」は全くそんなことは無くホントに快適でした。
「どうやったらプレイヤーは楽しめるのか?」「どうやったらストレスなく遊べるか?」という事をとにかくこだわり抜いた結果が成功を生んだのだと思うんです。
アフィリエイトやウェブ制作にも同じことが言える
「ぜんぜん売れない」と悩んでいるアフィリエイターは多いと思います。それはやはり「こだわり」に欠けているからだと思うんです。
例えば、アフィリエイターは「これは良い商品ですよ。オススメです!」と言って商品を薦めるわけですが、それだけでは売れないんです。売る為には本当に良い商品なのかを証明しなければならないんです。でも、多くの人がそれが出来ていないから「本当に良い商品なの・・・?」と疑いを持たれてしまい売れないわけです。
だから、相手から信用を勝ち取る為にも徹底的にこだわり、証明することが大切なんです。
「証明する為には何をすれば良いのか分からない…」という人は、当ブログでもオススメしている「ウェブセールスライティング習得ハンドブック」や「現代広告の心理技術101」辺りを参考にしてもらえると良いスタートが切れると思いますよ。
Webデザインだって、ボタンの大きさや色でクリック率が大きく変わってくるわけです。小さ過ぎるボタンはストレスを与え離脱の原因になりますし、ボタンの色がサイトとミスマッチだと「違和感がある」「胡散臭い」など思われクリックされない可能性が高まります。
もちろん、いくらこだわったところでベースとなるものに魅力が無ければ意味がありません。なので、まずはベースとなるものをきちんと作り上げ、そして「こだわり」によって魅力を最大限に引き出すというプロセスを意識することが大切です。